寝台特急で行く冬の北海道

冬の北海道という言葉で何を思い浮かべるでしょうか。
雪、雪祭り、イルミネーション、白い北海道、流氷がまず浮かびます。
寝台特急も四季折々の風景を車窓から楽しむことができます。
北に向かう夜行列車は冬がよく似合います。
一昔前であれば青森で青函連絡船に乗り換えまさに「津軽海峡冬景色」という風景でした。
今は知らないうちに青函トンネルを通過して北海道に入ってしまいます。
それでも青森のヤードが雪とカクテル光線に光る風景、すれ違う列車が雪を舞い上げていく光景、北海道の冬景色は他の季節とはまったく別世界でしょう。
さっぽろホワイトイルミネーションも11/27から始まります。
冬は長い休みがなかなか取れないので網走のほうまでスケジュールに入れるのは難しいでしょうから道東のみ、札幌・小樽、函館・湯の川、登別・函館、登別・札幌などの組み合わせて寝台1泊、現地1泊くらいが適度でしょう。

▼青森駅ヤード
冬北海道
雪とヤードのカクテル光線がきれいに光ってちょっと幻想的な風景です。

▼北斗星/長万部駅
冬北海道
雪のプラットホーム。雪をあまりみない地域にいると足跡をつけたくなってしまいますね。

▼北斗星/厚化粧
冬北海道
北斗星の写真?雪の厚化粧でなんだかわかりませんがこれも冬ならではの光景でしょう。

▼すれ違う特急
冬北海道
すれ違う特急列車も雪を舞い上げて走っていきます。

▼在来線
冬北海道
在来線がポツンと一両。雪国ならではの雰囲気があります。

▼札幌ファクトリー/イルミネーション
冬北海道
今年のさっぽろホワイトイルミネーションは11/27〜1/3(大通会場)、駅前通り会場は2/11まで行われます。

▼雪の小樽運河
冬北海道
夏とは一転した風景です。

▼大倉山シャンツェ/リフトに乗って展望台へ
冬北海道
高所恐怖症の方にはちょっと無理かもしれません。

▼大倉山シャンツェより札幌市内を一望
冬北海道

▼大倉山シャンツェより札幌市内を一望
冬北海道
選手が飛び出す位置からの眺めです。
札幌市内に飛び出していくような何とも恐ろしい感じです。

冬の寝台特急で一番の危険は「雪のため本日の寝台特急はすべて運休です。」
この放送、情報を耳にした時はうそ?間違えだろ?そしてそれが本当だとわかった時に愕然としてしまう。
冬の期間何度かこの悪夢に出くわしてしまいます。
往路寝台で運休は旅行自体がとりやめでまだあきらめもつくでしょうが北海道に行っていて、さあ駅に行こう!という中で運休と聞いたら私も経験ありますがぶつけようのない怒りにも似たような気持ちと体の力が抜けていってしまいます。
結局は飛行機で帰るようになり改めてチャレンジを誓うことになります。
そのほかの季節でも強風、台風、大雨、地震などで運休となったりもしますが
冬の大雪、雪崩は日本海を走るトワイライトエクスプレスには常につきまとう怖さはあります。
天候、天災を予知して旅行に行くわけではないのでどうしようもないですが万が一こんな状況にあたってしまった方は私もとても残念に思いますがまた仕切りなおしで寝台を取れるよう頑張りますのでまたのご利用よろしくお願いします。



ブルートレインあさかぜ・さくら回想

当社のお客様は古くからのブルートレインファンが多く、メールで古き良き時代の話などもいただいています。
今日は私が思い出にひたってあさかぜ・さくらを掲載してみようと思います。

ブルートレインの代名詞ともいえる九州寝台特急あさかぜ・さくら。
あさかぜは1号・3号と1日に2本も走っていて東京駅10番線ホームは夕方から次々と九州に向けて出発するブルートレインで華やかな時代もありました。
みずほ、はやぶさ、さくら、富士、あさかぜ1号・3号。懐かしいです。

それが2005年3月のダイヤ改正で廃止となってしまったあさかぜ、さくら。
九州寝台特急を代表するこの2つの列車が廃止になると聞いてショックと同時に怒りさえ感じたものでした。
北斗星のように個室車両をつけて食堂車の営業をすればプレミアチケットで満席になるだろう。
あのやる気のない車両編成と車内サービスにお客様でもあるSさんと飲みに行って語り合ったものでした。
私の原点とも言えるあさかぜ。
父の田舎が下関で小さい頃からあさかぜに乗せてもらっていました。
母のほうは広島なので今では知ってる方も少なくなったでしょう「安芸」に乗って往復した思い出があります。
そのあさかぜが廃止になると聞いてちょうど下関に行く用事ができたのであさかぜに乗った2005年2月10日の出来事です。

今日の19:00あさかぜは東京駅を発車します。
あさかぜ4

定刻19:00東京駅発車
あさかぜ5
ホームは撮影のファンでヒートアップ中。
ピンボケでちょうどよかったかも。


まずはあさかぜのシャワーカードをゲット!

あさかぜ3

あさかぜ6
ホームは人と撮影ファンであふれて車内では知り合いになって会話が弾んでいる光景があちこちに。

横浜19:26着
あさかぜ7

熱海20:38着
あさかぜ9
13号車〜1号車まで探険。ラウンシカーは満席で大変な賑わい。
以前は食堂車でのんびり食事をしていたことを思い出す。
九州寝台特急の伝統が北斗星、カシオペアに引き継がれていることが1つだけあります。
あさかぜが出発するときに食堂車のクルーはホームにいる見送り客に向かって一礼。列車はゆっくりホームを走り出します。
これを北斗星、カシオペアも引き継いでくれていることがすごくうれしいです。

あさかぜ10

静岡21:34着
静岡でも乗ってくる人はいる。発車のガタンという音と揺れ。いかにも客車式らしい。

名古屋23:43着
あさかぜ13
名古屋からかなりの乗車でほぼ満席。

あさかぜ8
しかしコンセントが洗面所にしかないのが不便である。

2005.2.11

0:45米原着
あさかぜ11
さっき13号車最後尾にいってみました。推理小説に使われたあのかぎのかかったドアがある。
上りのさくらで消えてしまった女の話だったなとふと思い出してしまった。

あさかぜ12
この時間になると通路は静かになり椅子を出して座ってる人は1車両に1人か2人くらい。

京都1:33着
あさかぜ14
さすがに駅に人はほとんどいないようです。
何人かの乗車は京都でもいました。
北に向かう寝台特急と比較してみましたが残念ながら完全に北の勝ちです。
寝台特急には夢があり色んな形でカシオペアや北斗星は満たしてくれているように思えてなりません。
あさかぜやさくらのグレードアップされないまま廃止が残念でなりません。さあ次は大阪です。

大阪2:05着
通路の椅子にはまた何人かちらほらと。一度寝て起きてきたのか、大阪に着いたから外の様子を見にきたのか。おかしいな(・・?)大阪は運転停車だったか。ドアが開かない。ガタンと音と揺れは牽引車交換だと推理。ってほどのものではありませんが。時刻表では京都の次は岡山に停車です。

広島6:31着
あさかぜ15
車内放送も再開です。この時間はまだ夜明け前で暗いですね。
オレンジ色の駅表示も京都あたりからでしょうかブルーに。久しぶりにJR西日本をみたような気がします。
広島では車掌の交替がありました。

宮島口6:57着
あさかぜ16

あさかぜ17
さすが13編成だ。宮島口の駅では1、2号車はホームからはみ出してしまうようだ。車内放送でドアが開かないことを案内。
外を眺める人たちの心境は?
あさかぜに乗ってもうこの景色をみることもできないのか。
って感じでしょうか。

あさかぜ19
これからの停車駅は皆、1〜2分停車。車内販売もない。徳山から車内販売があるらしいが配給待ちのようなひもじい感じだ。
昔は瀬戸内海を眺めながら食堂車で朝食を食べたものでした。

柳井7:42着
あさかぜ18
なるほど!柳井から乗ってきた家族がいた。もう寝台券なしであさかぜに乗れる圏内にはいってきたようです。雰囲気だけでも2時間、あさかぜを味わえる。今日は休日だし。

光8:01着
あさかぜ20
なかなかいい感じのショット。
あさかぜで里帰りでしょうか、いい雰囲気のご夫婦でした。

徳山8:15着
あさかぜ21
山口県に入って道路のガードレールが特産の夏みかんをイメージした黄色になってるところが目につく。
コンビナートも健在だった。

防府8:40着
新山口8:55着
小郡駅という名前のほうがいいのになんで新山口駅になってしまったのだろう。

宇部9:17着
あさかぜ22
最後の停車駅。あとは終着の下関まで止まらない。

あさかぜ23
なんと、0系まで見ることができた!

あさかぜ24
ここは幡生の操作場跡。
私が小さい頃祖母に毎日せがんで連れていってもらいここでステンレスのEF81、EF30などを見ていた覚えがあります。
その操作場も今はなくなっていてちょっと寂しかったです。

終着下関9:55着
あさかぜ26

あさかぜ24
約15時間の旅でした。目の前には九州。なんとなく潮の香りがします。
小月あたりからはカーブが多く先頭車両まできれいな曲線が窓から見えました。さすが13両編成です。

あさかぜ27
懐かしい感じがします。
夜行列車で朝、駅に着いて洗面をしたりと多くの人が利用してきたでしょう。
こういうものは今ではあまり見かけなくなりましたね。

あさかぜ25
下関駅のホームはすごい賑わいでした。乗車した人、ホームで待ちうけてた人。撮影ラッシュですが写真は撮りやすいです。ホームも長く。

さて終りはあさかぜで帰るか、さくらで帰るか。

2005年2月11日
今、下関からさくらに乗りました。
帰りもあさかぜを取ってましたがさくらに空きが出ていたので変更しました。

あさかぜ28

あさかぜ29
下関の撮影フィーバーぶりはすごすぎです。そして奇遇にも行きと一緒の車両だった人と同じ寝台枠で再会でした。マニアの考えることは同じということでしょう。

あさかぜ30
ラウンジカーはほぼ満席状態でにぎやか。
鉄道話で盛り上がっているようです。

新山口22:03着
関門トンネルを越えて下関までの牽引車はEF81だった。
2/28下関ではさよならあさかぜのイベントがあるようです。東京駅でもあるのでしょうか?なんか最後の日がくるのがとても残念です。
この2月にあさかぜとさくらに乗れたことはうれしいです。

2005年2月12日

あさかぜ33
ただいまセノハチ通過中。EF66かなり気合い入ってます。
広島を定刻より1分遅れの0:07着。
瀬野0:25通過、八本松0:36通過。(通称セノハチ)最後の4分はEF66も警笛を鳴らしながら気合いをいれていました。しかしかなりの勾配のようでスピードは落ちていました。八本松通過後はスムーズに加速しはじめました。セノハチを使った推理小説の現場検証はほんとでした。

三原1:14通過
あさかぜ31
次の停車駅は岡山です。はやぶさとさくらの連結部の通路ははやぶさとさくらのヘッドマークがある。やさしい車掌さんは撮影のためにわざわざライトをつけてくれたりサービス満点です。EF66の警笛は久しぶりに聞いたような気がします。

行きと一緒だった男の子と意気投合してずっと行動をともにしていました。
彼もかなりの、いや相当な寝台マニアです。セノハチも知っているなんてさすが。
行きもあまり寝ていないのでさすがに眠いです。

あさかぜ32
車内の灰皿にはなんとJNRのマークがそのまま残っていました。


B個室ソロも撮影。

倉敷2:07通過、岡山2:19着。2分停車ですがドアは開きませんでした。乗降客がいないからでしょうか。
しかし驚いたのはホームに撮影ファンが何人かいたことです。
さあ次は大阪。4:29着です。

大阪4:29、京都5:04、米原5:53、岐阜6:29と停車し、名古屋に6:53着。
あさかぜ34

あさかぜ35
車内放送も6時半頃から朝のああいさつとともに再開です。7時からは車内販売があります。名古屋からの積み込みです。

豊橋7:43着。
各、停車駅には必ず撮影ファンが何人かいる。自分もその一人だったし到着、通過時刻を1分刻みで気になっていた。
いい写真撮れたかな?
今日は天気がいいので富士山もきっときれいだろう。
ワゴン販売は静岡からだそうです。朝起きてまだ寝台特急に乗っている。
この時間帯も好きです。

浜名湖8:00通過中。
朝の日差しと暖房と寝不足で目がしばしば。目薬をかばんに入れておいてよかった。
ラウンジカーにいってみるとお父さんと4才くらいの女の子がお弁当を食べている姿が目にはいってきた。
乗せてあげたかったのか、はたまた逆か。
静岡9:04着。ワゴン販売も始まりました。

静岡9:05着。
ホームで車掌さんにここから乗ったらいくらかかりますか?と聞いた人がいた。車掌さんは大体一人1万円です。聞いた家族はえっ、そんなに?と。まだ立ち席特急券の距離じゃないからだ。
車内ワゴン販売は静岡よりも手前からラウンジカーのお弁当販売終了後から始まっていた。
富士山もきれいに見え始めました。

興津9:17通過。
富士山が右に見えるポイント!普通に考えれば左に見える。この興津から由比にかけては右側に富士山が見える。これも推理小説に使われた新幹線のアリバイ工作の一つでした。

富士9:32着
あさかぜ36
富士川を渡るところが富士山のビューポイント。裾野まできれいです!

沼津9:48着
あさかぜ37
沼津駅はいいアングルの撮影ポイントです!

熱海10:06着
あさかぜ38
いよいよ最後の停車駅、横浜に向かう。あと1時間半でさくらの旅もおしまいです。EF66の警笛が力強くあともうちょっとだ、頑張るぞ。色んな人に撮影されてうれしいよ。とでも言ってるようです。撮影でついに乗り遅れた人、発生!ドアはまた開きましたが。

横浜11:07着
東京駅まで30分を切りました。またいつの日かあさかぜ・さくらが復活する日を信じて待っていたい気持ちですね。
小さい時から乗せてもらった思い出もいっぱいです。

品川を過ぎて最後の車内放送があり夢から覚めてしまうようです。

東京駅定刻通り11:33着
あさかぜ1
撮影ファンはロープまで張られて加熱気味。すごかったです。
リアルタイムさくらもこれで終わりです。私はこれからもずっと寝台特急が好きです。

あさかぜ2
最後にあさかぜとさくらの雄姿を1枚

あさかぜ39